Outlookで使っているメールの保存ファイル(.OST / .PST)を小さくする方法

2015/06/15

Office

メールを消せば、ストレージの空きは増えると思うのが普通。だが、実際には、そうならないことも多く、Outlookでは、メールを消してもストレージの容量は基本的には増えない。

というのも、メールは.OSTもしくは.PSTという1つのファイルに保存されており、メールを消しても、消したフラグが付けられるだけで、実際には残っている状態。

で、メールを消しても、HDDやSSDの空き容量が増えないって話になってしまうわけ。

じゃ実際消すにはどうしたらよいのか?

Office 365などExchangeサーバーへの接続の場合は簡単、コントロールパネルの「メール」から掘っていったところで、[Compact Now]一発でOK。

mailcompact

で、問題は、それ以外。たとえば、hotmailアカウントをoutlookで読んでいた場合、この作業では、Compactにできない。じゃ、どうするのか?PCが空き時間のときは、勝手に、Compactにされるという話なのだが、実際、動いているか微妙だし、空き容量増やしたいのは、今すぐなんだから、そんな悠長に構えてられない。

で、どうするのか?該当 .OST ファイルの在処をしらべて消してしまう。消すのは怖いので、ファイル名の変更がオススメ。

Outlookが起動してたり、他のアプリが.OST を握ったままになっていることがあるので、Windows 自体を再起動して、outlookを立ち上げる前に実施すればOK。.OSTが新しく作られて、そこで、今存在しているメールだけが同期されるので、過去に消したメール分、古いOSTファイルよりも小さくなるはず。