名刺のUXはかなり難しい

2012/07/23

Gadget UX

名刺の整理ほどうんざりするものはない。が、やらなくちゃいけない。

で、整理していると、イイ名刺、イケてない名刺がある。

まぁ、人が名刺を読む時代であれば、なんでもよかったのだろうけど。。。

いまは、スキャナで読み取って整理したいというのがコンピュータを駆使するものの願い。

という観点でみると結構イケてない名刺も少なくない。特に、「デザイン」をがんばらなきゃいけない会社の名刺はいけてないことが多い。ぜひ、改善してほしいところ。イケてないのは以下のような場合。

  • 名刺が極端に大きかったり、小さかったり
    専用スキャナに入れにくい
  • 必要な情報が片面に集約されてない
    名前だけが表、住所・電話番号などがウラ。当然、スキャナに通せない。
  • 白抜き文字
  • 文字の下にグラデーションなどがある
  • 紙以外の材質、たとえば、透明プラスチックなど

まぁ、とにかくシンプルな名刺にするのがスキャナには易しいわけだ。とはいえ、シンプルにすれば、主張も弱くなるのでは?と考える場合もあると思う。が、名刺の目的は、名刺自体を主張するというよりは、必要な情報を伝え覚えてもらうためのはず。だから、主張すべきところは主張し、シンプルにいくところはシンプルにいくというのがベストといえる。

理想に近い名刺は以下のような仕様

  • 文字がかかれているところ、つまり、スキャナに認識させる部分は、白バックで黒文字
  • 会社の主張はロゴなどで。
  • ロゴと認識されるべき文字は一定話す
  • いわゆる基本情報(氏名、住所、会社名、役職、電話番号など)は、片面に。
  • セールストーク的なモノは、ウラ面で展開

個人的にはプリクラ的な顔写真がはいっているのは嬉しい。やはり、顔と名前が一致しないこともすくなくないので。